Starlings Of The Slipstream

今日もどうもありがとう ほんとにいい日だった

2013-01-01から1年間の記事一覧

2013年夏アニメ感想

C3部に裏切られただけで個人的には幅広く楽しめたクールでした。 帰宅部活動記録 久米田康治がその過程において失ってしまった無防備さを、スカムとすることなく血肉化させ昇華させた奇跡のような作品。作中で幾度となく出合う杜撰さすらここでは愛らしく、…

8月23日

「風立ちぬ」観た(ネタバレあり) 70歳を越えてこんな若くて身勝手な陰茎剥き出しの映画を撮れるものなのか、いや寧ろどうして70歳になるまで駿はこんな映画を撮れなかったのか。 二郎は作中で幾つか挟まれる戦争の記号に全くと言っていいほど無関心だし、…

8月8日

2013年夏期アニメ感想 ニッポンの夏、ロリコンの夏・ガッチャ lainへの2013年からの最良の回答だと本気で思ってるのでまどマギにハマってた評論家共に食い潰されたくない・ロゼーンメイデン テンコーがEDを手がけないローゼンメイデンはSURFACEがOPを歌わな…

2013年上半期ベストトラック

1.Justin Timberlake - Suit & Tie 2.Chance The Rapper - Chain Smoker 3.Floating Points - Wires 4.Daft Punk - Get Lucky ft. Pharrell Williams 5.仙人掌 - FINALE/2U4U 6.Schoolboy Q - Collard Greens ft. Kendrick Lamar 7.Shlohmo - Bo Peep (Do U …

2013年 春アニメ感想 vol.1

とりあえず5作品の感想。他に完走(継続中含む)したのはMJP、ガルガンティア、俺妹、ヤマト2199。これらは気が向いたら……。 フォトカノ 6話まではアニメ表現としての遊びとストーリーの破綻を、ポルノ・アニメのセクシャリティが覆い尽くし、いわゆるオタク…

6月19日

備忘録(アニメスタイル 第1号 細田守対談) アニメスタイルの細田守の話が東映への言及やら面白かったので備忘録としてのメモ・時かけ以降は演出などのディテール重視ではなく映画(娯楽)としての本質的な部分への追求。 ・その人物が最後まで搾り取られな…

Daft Punk - Random Access Memories

ダフト・パンクの8年振りの新作である「ランダム・アクセス・メモリーズ」(なんと示唆的なタイトルだろう!)は彼らの大きな転換作として世界中で受け入れられ、はたまた批判にさらされているようだ。確かに表面的には彼らの音楽の代表格であったエレクトロ…

6月12日

【親善試合】フランス対ブラジル 90分通して攻めの形が全く見えず。ただ一人献身的にハードワークするヴァルブエナの姿が悲しく映るのみ。何と言ってもベンゼマのコンディション不良は深刻、代役のジルーも全くフィットせず(まるで日本代表でのハーフナーを…

5月19日

ホトカノ この作品の脚本について言及するのはもはや陳腐な行為でしかないわけであるけれど、4話以降は全ての女の子を攻略するためパラレルワールドで物語を展開するならば、最後の女の子を攻略する話でカメラの内に見に覚えのない写真(今までの話数で撮っ…

むろみさん第1話

作画もコンテも凄すぎる。自分が同業者で88年生まれの若造にこんな快作撮られたら居場所がなくて荷物まとめて実家に帰ってしまうと思う。これを12分の尺に纏め上げるとか吉原達矢はどんな化け物なんだ。

4月21日

はまち2話 今の所やっぱり東山奈央って神だわという感想しか浮かばない。 次はホモ回&絵コンテ今掛さんらしいので楽しめるかな。あぁ、中村麻里奈もKANAもゼーガペインの時の演技が一番良かったよ。 D.C.Ⅲ18禁版 変わるであろうと思ってた新田恵海とミルキ…

リハビリ

俺修羅12話 頭おかしいピンク頭のカミングアウト以降急速にクソアニメ化の一途を辿り、意味もなく高密度化する画面と幼児化する脚本に対して全てを受け入れる事で何とか凌いでいたものの、12話は何時もと違ってモチーフ多用するし、女の子の描き方が嫌らしく…

たまこまーけっと

それが良い意味でも悪い意味でも、オタク的想像力の文脈以外からは出てこないであろう作品の代表格がビビッドレッド・オペレーションであるならば、たまこまーけっとは映画・ドラマを中心に80年代までに完成され死滅した、日本特有の下町人情物のドラマツル…

2月17日

ラブライブ 相変わらずハマれてないけど夏色えがおで1,2,Jump!が耳から離れない。 おもしろ傘さし自転車運転おじさん 久し振りにライヴ行かずにそのままチケット干してしまった。うーん駄目だ。 片方だけのイヤリング W:Wonder taleのアーバンなカップリン…

2月12日

ささみさん 第5話 これだよ!これ!(鼻息を荒げながら)自閉的な少女とアンドロイドの友情というベッタベタの脚本もさることながら、それ町最終話以来久しぶりにキレキレの龍輪演出を見た。ささみさんが転んでから前を向く所とか、かがみがゴーグルをかける…

2月11日

ジャン=リュック・ゴダール 日本人には他国に比べゴダール愛好家が多いと風の噂で聞いたが、その割にゴダールチルドレンとでも呼ぶべき方々が尽く微妙なのはもしや「映画」としての革新性を求めている以前に只だゴダール曲解しているだけではないのか、いや…

2月9日

ささみさんOP あれはもはや林原めぐみだし、美郷あきだし、橋本みゆきなので僕は全肯定です。 被害妄想 この過剰に整いすぎたインフラだけは先行世代へ感謝を述べねばならないものだと思ってるけど、インターネットに大量の時間を搾取されてる事を考えるとそ…

2月7日

親善試合ドイツ戦 半分以上頭は眠ってたので覚えている限りだけど、トップ下(というか彼はどこにでも顔を出すけど)ヴァルブエナが非常に良かった。あれならブラン政権での課題であったベンゼマとリベリを孤立させないためのファーストチョイスに成り得る。…

日記(1月25日~最近)

近況。 前野健太 真冬の博多ひとり旅 事実4月のレコ発の方が数倍見たかったのは正直な所であるが、ド平日だったためにとりあえず週末のこれに参加する運びに。次回のバックバンドであるソープランズの面々がジムやら石橋英子やららしいと事は当日知る羽目に…

2013冬アニメ感想まとめ(補稿)

ささみさん以外の視聴している5作品の感想を。 ・問題児たちが異世界から来るそうですよ? 設定と要素を詰め込んでもその先は知性の獲得ではなく中二病という如何にも理不尽なカテゴライズが待っているわけであって、僕らは自意識への葛藤も不埒なハーレムも…

未来は彼女たちの手の中に宿るか――でんぱ組.inc「W.W.D」に寄せて

数年前から呟かれ始めたアイドル戦国時代、という極めて恣意的なキャッチコピーを誰が名付けたのか未だに存じないのだが(渋谷系の名付け親が田中宗一郎氏であったように意外と評論家のそれなのかもしれない)、ももいろクローバーZの紅白歌合戦出場でそれは…

ささみさん@がんばらない

これはココロ図書館から始まり戦場ヶ原ひたぎにて完成を迎えた、ある一つの斎藤千和のパブリック・イメージへの、シャフトによる原点回帰としてのカウンターである。もはやここで本編にはさほど意味は無いのだと思う。彼らの以前の作品、電波女と青春男でブ…

もう出合小都美さんしか愛せない

ましろ色シンフォニー ED 水彩キャンディー/marble 辛すぎるので最近はましろ色シンフォニーのEDばかり見て心を落ち着けている。 出合小都美さんはとなりの怪物くんOPで一つの答えを見つけ出したと思っているのだけれど、乙女になり損ねたおっさんとしては…

2012年ライヴ総括、おいでよ自意識の檻

特に昨年ライヴ会場に足繁く通ったわけではないのですが、印象に残っているものから5選です。 1.岡村靖幸(LIVE TOUR 2012@Zepp Fukuoka)2.Galaxy 2 Galaxy(METAMORPHOSE 2012@幕張メッセ)3.Stephen Malkmus and the Jicks(Japan tour 2012@soma)4.牧野…