Starlings Of The Slipstream

今日もどうもありがとう ほんとにいい日だった

光ある場所へ

11月23日、勤労感謝の日を文字通り過ごしつつ、18時まで仕事し10分後発のバスに乗りいざ最終便でトキオーへ。

 そもそもエレグラに行くつもりで取ったチケットだったものの、段々と(急速に)熱が冷め始め、連日の睡眠時間3〜4時間の激務で疲弊し、挙句の果てはそもそもフライローそんなに好きじゃないししかもKODE9見れないじゃん、という体の良い言い訳で自分を説き伏せた後、直前まで旅行自体のキャンセルも考えたのですがまぁ気分転換も兼ねてという事でノープランで馳せ参じた結果に。付き合っていただいた皆様に本当に感謝。

 

フタコイオルタ聖地巡礼

今を時めくufotableがまなび以前に発表、俺達の電撃G'smagazineに連載された双恋を原作にしたとは思えない程の傑作であるフタコイオルタナティブ。僕の水橋かおり好きはここで決定づけられました。

本放送は2005年だったので、まさかの7年越し聖地巡礼。そんなわけで他のオタクの方々は当然のごとく居らっしゃらない。完全なノリでやってきてしまったせいでロクな下調べも出来ておらず、商店街と多摩川周辺を回って帰路へ。

朱雀湯がアパートに建て替えられているなど、たった7年、されど7年といった具合に作中でも取り上げられていた「再開発」の波は二子玉川駅周辺を中心に大きな変化与えており、商店街の一角にここ数年の間に立てられたアパート/マンションが建ち並んでいる姿を見ると、こんな所で"もののあはれ"なんて感じるのはいかにもベタ過ぎではありますが、以前の町並みを知らない自分でもまぁ何とも言い難い気持ちになるもので。

それにしても前日からの冴えない天候が商店街に着く頃には急に晴れ間がさし、最初のスポットであった双葉探偵事務所から何の気なしに入ったとんかつ屋は絶品で、時刻は13時前にも関わらず一番綺麗であろう夕方のような景色を多摩川周辺では堪能でき、無計画なりに楽しめました、本当に。

 

・渋谷蔦屋

 恐らく「マニア」という厄介でしかない存在にカテゴライズされる事を自分から望まなければ、大抵のジャンルはカバーできてしまうといった具合の品揃え。返却サービス利用してムーンライダーズとか高田渡とかを10枚ほど借りる。それにしてもアニソンコーナーの歌い手という棚が面白くて仕方なかった。毎日新しいCDを渋谷蔦屋で借りたいぜ。

 

OGRE YOU ASSHOLE 100年後ツアーファイナル at SHIBUYA-AX

homely新規だし、元々あまり好きじゃなかったクラスタのバンドを東京くんだりまで来て、しかも最前で見るという滑稽さ。新作『100年後』は中村宗一郎の色が濃い(濃すぎる)アルバムでしたが、まぁそこが好きだったのも本音なわけで、このバンドは今見ておかないとといった無駄な使命感に駆られ、クサマン共に囲まれ最前で待機。

肝心のライヴですが、新作の"これから"からスタートし、まず曲間の「ありがとう(カマホモ声)」で軽く萎える。アルバムでも大きなアクセントになっていたオルガンやシンセはそもそもステージに準備されておらず、サックスがサンプラー等で鳴らされる事もなし。思った以上にロックバンド然としたライブパフォーマンス。もう少し振り切れた方が面白いんじゃないかな、と思う所もあったものの、過渡期なんだろうなぁと少し引いた感じで楽しむ。

最終的には今だと中途半端なゆら帝フォロワーで終わっちゃう可能性はあるものの、今一番面白いバンドである事は変わりないという感想に。しかしhomely以前の曲は正直アレでした。

 

まぁここまでは本当に順調に、楽しい楽しい旅行だったわけですが、最後ヘマやらかしまして千葉県警に捕まり新聞沙汰手前までいってしまったのが本当に痛かったし蛇足だった。(結果始末書で事なきを得ました。)