Starlings Of The Slipstream

今日もどうもありがとう ほんとにいい日だった

たのしいこれはゾンビですか?オブ・ザ・デッド おわり

まさかの10話(終)。バルディオスでもイデオンでもレイズナーでもガンダムXでも無いのに10話。


6月8日重大発表!と3期発表を匂わせておいて予想通りのBD-BOX発売。もはやそういった展開もある意味永遠のB級アニメ足りうるための様式美なのではと視聴者に錯覚させるほどの・・・などと製作者の良いよう操られておるわけですが、2期になって俺たちの金元寿子が声を充てる吉田友紀クンの扱いが非常に良くなり、余計なバトル要素を一切排除し、女の子と体よく害のない程度に仲良くする、というラブコメ主人公の典型たる八方美人な態度を歩ちゃんが見せ始めていたので、毎回思考を停止してこれゾンに関しては見れていたわけです。
それを10話切るなんて、、アルスでなくても「人の心を弄びやがって!」と無意味に叫びたくなるわけで、まぁそんな視点からして最終話みたいな「本当のボク」を探すためのメタな話なんかは要らんわな、とようやく最終話の感想すら一言でぶった切りたくもなる気持ちも分かって下さい。もう可愛い女の子に今を肯定されるだけの話なんて辛くて見てられないんだよ……


しかし一本調子のいおりんの演技も、芸の無い日笠の演技も何だかんだ2クール経つとしっくり、というより寧ろ愛着が湧いてくるもので、***パショナートも魔・カ・セ・テ Tonightも実は大名曲なんじゃないかと思えてくる始末。そもそもディーンにあまり印象はなかったわけですが、暇つぶし程度に見ていた所そのB級感が癖になり、まかでみ・WAっしょい!の監督と同じと知りなるほど、と心で理解し、久しぶりに文字通りの意味でアニメを見たとでも言いますか、あまえないでよっ!とかあの時期の雰囲気を感じることが出来たな、と思うわけです。あ、でもやはり平松さんの惚れてる設定は全く要らないと思う。


しかし何より久しぶりに性格の悪い下屋則子の声が聞けて僕は嬉しかった。ありがとう、これはゾンビですか?。ありがとうスタジオディーン。でも10話(終)はないと思う。